紀州の麗人

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今年は高山線開業80周年ということで、80系気動車の画像をアップしてみましたが、どうにもこうにも「ひだ」に関しては、これしか画像がないので「南紀」の画像で「南紀」の話をしてみたいと思います。

キハ80系というよりも、キハ82は、私が一番最初に好きになった車輌です。この車輌から鉄道趣味が始まって今に至る次第です。国鉄3羽カラスと言われた151(181)系、20系、キハ80系。その中で一番最後まで日常的に走っていたのが、このキハ80系でした。

幸い学生になって、ある程度お金が自由に使えるようになるまでこの車輌が現役で居てくれたおかげで、当時のワイド周遊券で充分堪能出来たという思い出もあります。しかし、その頃は乗り鉄+街歩き派だったので、あまり撮り鉄には不熱心だった為、画像はスナップ写真程度しか残っておりませんが(^^;)


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南紀号の終点、紀伊勝浦駅で撮影したものです。

本来なら4連なので、編成全体が入る筈だったのですが、この日の南紀号は6連で、カーブのかかった紀伊勝浦駅では全体を入れる事が困難だったので、こんな画像になっております。噂では「いつもガラガラ」と聞いていましたが、夏場の海水浴シーズンだった事もあり中々の乗りで良かった反面、全体写真は取れなかったという事態になりました。

しかし、いつ見てもこのデザインは秀逸だと思います。これが後日、同じく貫通型の特急車両の373系に生かされる訳ですから、昭和30年代に、このデザインを開発した先人のセンスは素晴らしいと思います。