車輌の向きについて考える

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国鉄の遺物、205系改め富士急6000系です。最近この車輌に不信感があるのです。ご存知の通り、富士急行線は大月から河口湖まで、標高差500mを上りっぱなしの片勾配の路線構造です。

その路線の電車が、何で行程の殆どの区間で、重たいクモハ相当の車輌が勾配の上り側、富士山駅側にあるのか?確かに1000系もパンタ搭載車輌が富士山駅向きですが2両と短い。に対し、この6000系は3両編成で、重たいクモハ相当の車輌が勾配の上側にうるのでしょう?

2月の大雪の時、超大雪のこの界隈に近づくことは出来ませんでしたが、聞いた話だと、この車両が使い物にならず、1000系がフル稼働したようです。この6000系が登りきれなかったらしく、山梨県内では、最後まで通常運転に戻らなかったのが富士急行線でした。


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参考までに、JRから乗り入れる115系。たまたまでしょうが、重たいクモハの方が下り勾配側になっています。碓氷峠の例でお解りになると思いますが、重たい方が麓というのが片勾配の鉄則だと思うんですね。

何であんな配列になったのでしょうかね?

詳しい方、是非ご教授ください。