昭和は遠くなりにけり

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また書籍の話になりますが、双葉社の「首都圏鉄道完全ガイド・主要JR路線編」なる本があります。

山手、中央、総武・・・・、と、東京の路線の車輌達や沿線の都市や駅前マクドナルドある率などが掲載されており、色々な角度から各路線を切っている面白い書籍でした。

主力車輌がメインに来て、そのあと各々の路線を走っている車輌がピックアップされていますが、何が驚いたかと言うと、完全な国鉄の車輌が2種類しか残っていなかった事です。その1つが、この185系。東海道線のコーナーの最後の方にこそっと掲載されております。この雑誌独自の調査による占有率は18%だそうです。


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もう1つが中央線の115系、こちらも隅っこにこっそり掲載されておりました。こちらに関しては占有率3%にして、この車輌以外はVVVF化が完了しているという記載。でも、チョッパ制御が全滅なのに、抵抗制御が残っているって、中央線はお爺ちゃんと孫だけになっている所でしょうか?(笑)

まあ、JRになって27年が経過し、次々と新車が投入され、東京で見れる昭和生まれの抵抗制御車が185系と115系だけになっていた事に唖然としました(冷静に考えればその通りですが)。

生き残ったこの2つ、特殊能力持ちにして万能で丈夫な車輌なのかな?と思いました。そして、年月が去っていった事を痛感したのであります。