南紀に憧れていた頃

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諸般の事情で、複合機を購入する事となりました。買ったは良いですが、その後の、パソコンへのインストールが兎に角面倒でした。まままま、無事終わって、スキャナーの使い方を覚える練習という事で、数枚の写真をスキャンしてみました。
 
そんな写真の中から、懐かしいキハ82の画像をアップしてみたいと思います。かつて「まつかぜ」「おおぞら」といった700キロ以上走り、13両編成という長大な特急列車も、最末期は「南紀」は4両、「ひだ」は5両という、完全にローカル特急になってしまった頃の姿です。
 
紀勢線から、キハ82が消えて22年が経ちました。キハ80系が消え、キハ58系が消え、キハ40系も風前の灯火。この時間の流れの速さに驚いております。
 
 
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今、改めて見ると、キハ82という車両は、実に流麗な姿の特急だったと思います。
 
そして、最末期の「南紀」の運用に就いていたこの車輌は、今迄悩まされていた雪とは無縁の紀伊半島を南下する運用で良かったように思えます。
 
奇しくも、この時だったと思いますが、かつて「まつかぜ」でお世話になった、キハ82 98との再会を果たしたのでした。あの時は自由席でしたが、この時は指定席に乗りました。当時の紀勢線は新宮夜行という列車と、南近畿ワイド周遊券という、有難いアイテムが揃っていて、何度も「南紀」に乗ったり、撮影したりしていました。
 
新宮夜行は遥か手前の御坊で切られ、周遊券も廃止になってしまい・・・・。いずれにしてもいい時代だったと言う事でしょうか。