キラーチューン

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大井川鐵道の21000系、南海時代にはズームカーの中でも「初代ズームカー」とか「丸ズーム」と呼ばれていたようです。大井川鐵道は転換クロスシートの残った車輌を購入し、一畑電車ロングシート車輌を購入したため、意外と地方での残存率が高めのようです。
 
このデザインは、自分より少し年上の方々の嗜好にぴったり合うようです。所謂「湘南型」の顔つきが、国鉄で言えばEF58、80系電車に似ているなぁ。と、思います。
 
自分は「東海型」の顔つきの車輌で慣れ親しんだ世代なので、このデザインは若干古臭いって思ってしまいますが、今となっては、このようなデザインの車輌が出てこないです。正面2枚窓の車輌は有りますが、この「湘南顔」とは思えません。
 
 
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今回の大井川鐵道ロケのもう1つの目標が「21000系撮影」でした。
 
前回、京阪3000系引退間際の時に「SL」と「ズームカー」が撮影できませんでした。SLに関しては運休承知で出かけたので諦めがついていましたが、ズームカーが2本とも新金谷でお休みだったのは、正直がっかりしました。
 
懐かしい湘南顔の電車が一番近くで走っているといえば、やはりここになります。前パンタを上げて走る姿はEF58のようであり、緑色メインは青大将のようでもあり、側面に出入り口は2箇所は80系電車のようでもあり・・・・。
 
オジサンたちが「鉄道趣味入門」時代の頃の車輌の思い出が集約されている初代ズームカー。SLにも劣らない大井川の名物車輌で、オジサンたちの懐かしい思い出のデザインだと思います。