中央道の見える写真

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去年の12月2日、中央道上り笹子トンネルの天井板が落下し、9名の命が失われた「笹子トンネル天井板落下事故」から1年が経ちました。


この場所は、駅で言うなら初狩~笹子間、I.Cで言えば大月JCT勝沼I.Cにあたる区間です。当然の事ながら長く通行止めになり、この界隈の羊腸の小路は渋滞によって地元の方々の生活に支障を脅かす事になった事を思い起こしました。

事故で亡くなった方々のご冥福をお祈りします。



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あの事故は、人命を奪ったばかりか、生活や経済をも破壊したものだったようにも思えます。

国道20号線のあの狭い道に大型車が溢れかえり、高齢化が進んだ集落の方々がゴミの日に捨て場に行くのも命懸け。高速バスの定時運行など不可能で、中央高速バスなど1便に5人位しか乗っていないなどザラで運転すればするほど赤字の状態。

「じゃあ、国道137号の御坂トンネルに迂回しましょう」って言われても、あの隧道にも天井板が張り巡らされており、恐怖を彷彿とさせる・・・・。

そういやJR北海道の杜撰な管理が最近話題になっておりますが、大量の人命を預かっている立場という事を忘れると、またこんな事故が起こりかねない。

って言うか、人が死ななければ何かを起こさないのでしょうか?所謂、この国の偉い人ってのは・・・・。