赤線物語

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静岡市清水区名刹清見寺の跨線橋から撮影した、211系GG編成と313系N編成の混結です。
 
寧ろ注目して頂きたいのは、バラストがちょこちょこ色が変わっている場所です。クモハ211が跨いでいる辺り。画像の上方。
 
所謂「赤線」と呼ばれている場所です。
 
「赤線」と言っても、風俗関係ではありません。もしこの場所で、その赤線をやったら、かなりの命懸け露出プレイで、変なAVよりありえないシュチュエーションでしょう!!(←ヲイ)
 
 
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そもそも、地元住民の為の私道がもともとあった場所に、後から鉄道が敷かれた為、地元民の線路横断を便宜的に認めた非公式踏切の事を、通称「赤線」と呼んでいます。語源は土地登記の時に道路は赤く書かれる所からです。旧庵原郡富士川~清水)エリアにかなりあり、自分が静岡の小学生だった頃から問題になっています。
 
この画像でも赤線の場所はタイガーロープが切れています。ここを線路によって分断された家の人たちは渡って国道1号の商店に買い物に行く生活を送っています。
 
興津地区も高齢化が進んで「近くの踏切へお周りください」って言われても、清見寺の階段を上って降りて清見寺踏切まで廻ってってのも酷でしょうし、そもそも鉄道が後から出来たんだし「何で踏切を作らなかった!!」「何で新規踏切は作ってはいけないんだ!!」って話になりますしね。
 
難しい話であります。