普段着の葬送

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ダイヤ改正前日、何を撮ろうか迷いました、たまたま休みだったのです。「あさぎり」と「119系」と「300系」を計りにかけ、飯田線の119系を撮りに行きました。
 
色々な情報によると、1両編成の運用が最後まで残るのではないか?という意見が多かったので、ヤマを張って駒ヶ根駅に出向くとビンゴ!!1+2の編成で走る駒ヶ根15時9分発の飯田行に絞って小町屋駅付近で撮影。
 
前走の313系みすずで試し撮りしたのですが、いまいちな結果になったので、何度か空撃ちしてから、本番のこの列車の撮影が出来ました。
 
JR東海になってからの塗装で揃った3両編成の119系。自分のスケジュール的に、これがラスト119系になりそうです。
 
よく考えたら、この車輌、人生の5/6はこの色で生きてきた。これが普段着であり、床下グレーの国鉄色とかいうのは、死装束と云うか、恥ずかしい過去みたいなものかも知れません。
 
あの国鉄色ってのは、今の渡部絵美さんにフィギアスケートの衣装を着せるとか、神野美伽さんをビキニにしたり、松山千春さんにカツラ被せるようなものかな?(謎)。
 
普段着のままの119系の最後を見送ったことに意味を感じたようにも思いました。
 
 
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帰りの駄賃稼ぎで、快速みすず運用の115系N編成も撮影しました。
 
今回の交代劇の喪主のような立場に当たる車輌でしょうか?
 
飯田線最後の国鉄型となった彼等も、いつもと変わらぬ衣装で、いつもと同じ運用をこなして、伊那谷を駆け抜けて行きました