私と横須賀色115系

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皆さん、こんばんは!
以前やった「私と○○」シリーズ。今日はうちの近所を走ってる、中央線の115系電車・横須賀色についてです。

やはりこの電車の思い出の白眉は、新宿を0:02に出発してた、上諏訪行き(その後甲府・松本行き)夜行普通列車です。
当時、「青春18きっぷ」もしくは「周遊券」で西に向かう時、東海道線の「大垣夜行」を使うか、中央線の「上諏訪夜行」を使うか、2つのチャンネルがあったのです。大垣夜行は急行型の165系(グリーン車つき)、上諏訪夜行は、この115系・横須賀色。明らかにランクは「大垣夜行」の方が上でした。
所が、この「大垣夜行」が、ご存知の通り、鬼のように混む列車で、何時間も前から並ばなくてはいけない列車でした。それに対し、「上諏訪夜行」は、そこそこ座れる列車だったので、よほど急ぎではない場合は、中央線全線走破ルートで名古屋を目指しました。
その後、「甲府・松本行き」となり、松本で4分待ちで中央西線の165系に乗り換え、中津川で113系の快速に乗って名古屋へ。このパターンは何度も使いました。
勝沼あたりから甲府盆地の夜景を見下ろしつつ、盆地に飛び込み、韮崎からまた上って、盆地の夜景に別れを告げるこの列車は、「銀河鉄道の夜」、そのものでした。
今は、そんな夜行ドン行列車はありませんが、中央線が夜行天国だった頃、甲府駅不夜城の如く、夜行が行きかったあの頃の生き証人が、この横須賀色の115系達です。
今、中央線で一番古い車輌なので、確実に引退の時が迫ってきてはいますが、いつまでも走り続けて欲しい車輌です。