浅間山麓の道

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雲1つ無い浅間山の麓を国鉄急行型が走り抜けて行きます。
 
昔はもっと長大な編成で走っていたので、寂しさは否めませんが、21世紀が12年経っても、この姿を拝めた事の方に意味があるように思えます。物の本によっては、廃車のペースを考えたら21世紀には残らない車輌って言われてましたし。
 
そしてデジカメの普及で、我々にも簡単に名作が出来るようになったのも大きいと思います。メディアに記憶させておいて、失敗を恐れずに連写して、失敗作はその場で廃棄。
 
便利になったなぁ、と、感謝する次第です。
 
 
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前回訪問した時は、金色の稲穂の波だった沿線。農家の方々が稲刈りに勤しんでいましたが・・・・。
 
12月はセピア色の世界が広がり、外に居るのは撮影愛好家だけ。
 
そんな風景の中を、来年には引退を控えた169系は走り抜けて行きました。最期の冬の浅間山麓の道を。