生きながらえるということ

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「はやて」から団体列車への乗り継ぎの待ち時間。特急日光が大宮駅に入線して来ましたので、それを1枚撮影。
 
かつて成田エクスプレスで活躍した懐かしい253系。今はスペーシアとコンビを組んで日光方面の観光特急に転身しています。130キロで総武線を駆け抜けていた車輌が、観光特急に化けた訳です。故に当然ですが、日光に行く電車なのに日光型と言われない訳です。
 
色は恐らく紅葉をイメージしたであろう赤に黄色のストライプ。成田エクスプレス時代を知る身には、塗装以上に外観の変化を感じ、違和感を感じたのでした。
 
 
 
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成田エクスプレス時代の253系の画像を引っ張り出して見比べてみました。
 
塗装だけではなく、貫通扉が埋め込まれている、LEDの愛称掲示が設置されてる、連結器が交換されてる。似て非なる特急車輌になったように感じたのも一理あるな・・・・。
 
などと思った次第です。
 
同じ運用をこなしていた仲間の殆どがオリジナルの姿のまま廃車になったのに対して、生きながらえた車輌は大改造を受けてコンバートされて今に至る。
 
鉄道車輌も人間も、生きながらえるには本のままでは生きていけない。大なり小なり形が変わったり、手術したりって所でしょうか?