中央東線のブルートレイン(その3)

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申し遅れましたが、今回の24系24形を使った列車は「臨時寝台特急平泉号」という名前です。
 
ヘッドマークは、前回の急行と同じものを使っています。「いわて平泉」を掲げてます。詳しい方に言わせると「64の1052は中央線に滅多に入らない。それだけでも貴重!!」らしいです。
 
この列車、企画を考えた時点では「希望者100人集まったら考える」という、一昔前の電波少年の企画みたいな扱いでしたが、蓋を開けたらキャンセル待ち140人というプレミアチケットの列車と化したようです。
 
 
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そんな列車の中で飲みながら、語らいながら時を過ごすと、黒磯に到着。
 
思えば凄い寝台特急。停車駅が小淵沢ー韮崎ー竜王甲府石和温泉ー山梨市ー塩山ー大月ー八王子ー立川と来て、次のドア扱い駅が黒磯。大宮も宇都宮も運転停車
 
そんなで黒磯では、恐らここの読者貴兄はく察しがつくと思いますが、此処迄牽引したEF64 1052は御役御免。客車6両が取り残されます。ちなみにこの画像の右端の人物が今回の黒幕・その1ですwww。2番目は友達のSさんですwwwwww。
 
 
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「ナゴヤだ!!」
 
という周囲の声。「此処は黒磯だぞ!?」と突っ込もうと思ったのですが、この先の案内人はED75 758。故に「ナゴヤ」の愛称を授かったのでしょう。
 
 
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「ナゴヤ」にはヘッドマークはありません。この姿を見た時、バカボンのパパの決めの言葉を思い出したのです。即ち、
 
「これでいいのだ」
 
そうそう、これだよ!!東北を目指すブルートレインにはヘッドマークなどなく、黙々と乗客の為に雪と戦い、その実用本位故に飾りのない姿。「ゆうづる」7往復、あけぼの3往復時代のブルトレは、こういう実用本位な姿だったんだよ!!
 
この姿を見て、安心して寝台に戻り入眠。
 
 
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どうも福島で2時間近く運転停車したらしいですが、仙台にも10分近く停車したらしいですが、起きたら石越手前でした。栗鉄の名残を見れるかな?と車内でウロチョロしたものの、当時の遺構は発見出来ず、結局二度寝
 
一ノ関で向かいの上段のSさんに起こされ、身支度をして平泉で一夜を過ごした列車を見送ったのでした。