黄昏迄

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会社帰りに撮影した日野春駅の給水塔と115系横須賀色の組み合わせの写真、車体に鈍く反射する青い光は、県道の信号機、赤い光は日野春駅の構内信号です。
 
数年前、ここにD51 498が走った時「給水はどうするか!?」という時に、これを再活用する!!ってボケを言ってた人がいましたが・・・・(実際は小淵沢消防団が給水した)。
 
言い方は悪いですが、無用の長物と化した給水塔。でもこれは甲斐路の近代化の象徴。甲斐路の鉄道関係の逸話は多くあります。この界隈では、信玄旗掛松が蒸気機関車の煤煙で枯れたという裁判。日本初の公害裁判とも言われています。
 
 
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前日は新府で551Mを撮影しました。
 
この時期限定でしか対峙出来ない列車をいかに撮るか?
 
沈み行く夕日との格闘。さりとて黄昏迄好きな車輌と付き合っていられる至福の時期。後日115系が全廃になっても、何らかの理由で撮影が出来なくなっても、この画像とその時の思い出が色あせず残ると信じています。