町医者の力

イタイイタイ病資料館が開館=公害の恐ろしさ後世へ―富山

 
 
 
何年ぶりかのニュース2345。何年ぶりかに相応しいネタです。
 
 
小学校の時に「死の川と戦う」という本を読みました。読書嫌いな自分には珍しく読み切れました(笑)。
 
平べったく言うと、イタイイタイ病の原因が神岡鉱山のカドニウムが神通川に流れ込んで、これが原因と発見したのが婦中町(現:富山市)の町医者の荻野昇先生。僕が読んだ本の中の荻野先生は、荻野氏病というネーミングを提案された時「私は治療法を見つけてないから、名乗るのはおこがましい。そんなで「イタイイタイ病」となったようです。
 
その後、荻野先生の研究結果が功を奏し「イタイイタイ病」の対策も出来、今に至る訳であります。
 
 
思えば我が山梨にも「風土病」がありました。日本住血吸虫病というものです。これを必死に研究し、撲滅に勤しんだのが昭和町の杉浦三郎先生とその父。これが撲滅したお陰で、山梨県は全国有数の健康長寿日本一(病気をしないで長生き)の県になり、男子は1位女子が2位と、福井県の女子1位男子2位。長寿なら隣の長野県と張れるいい県になりました。
 
先人の苦労、研究。それに敬意を表したいものです。
 
なのに、ネトウヨは「中国がどうのこうの」って。バカですね!!そういう先人の苦労の結果、今があることに誰も触れない。ただ単に悪口言いたいだけの下等動物だな。