懐かしのクモユニ143

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クモユニ143です、この車輌は新車の頃から知っています。丁度登場した当時身延線沿線に住んでいたのでよく覚えています。

当時は身延線普通列車は4両編成が主流で、前任車のクモハユニ44という合造車だと、半分は客室なので、客室は実質3.5両分あったのです。

所がこのクモユニ143に置き換わったら、荷物室に1両持ってかれて、客室が3両になってしまいました。またこれが富士口で、夕方のラッシュアワー甲府行などを担当したりしてたので、結構混雑してしまう代物でした。

クモユニ143、程なく身延線を追われ新潟へ。更に新潟を追われ房総へ。そこも追われて、今は長野でJRの社員を輸送することを生業として、荷物車でも数少ない生き残り車輌となり、現在に至っています。

でもまさかのまさか、同時投入された身延線の115系の大多数より、こちらのほうが生き長らえるというのも、何かの悪戯だったのでしょうか?

今となっては「ユ」の意味はありませんが、「ニ」として人を運んでいます、って所でしょうか?そんなこと言ったら、この車輌で通勤している長野工場などの人に「オレは荷物か!?」って怒られそうです(笑)。