学問とリアル

今日は2月26日、「226事件」の日です。

所で「226事件」、何年に起きたか御存じですか?1936(昭和11)年の話です。軍がクーデター起こして云々・・・・。まあ、ここまでは受験勉強で何となく覚えているでしょう。ウィキペディアにも詳細は掲載されています。詳細は→http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B...

でも、僕らにとっての「226事件」は所詮「受験勉強」の中の話なんです。「1936(昭和11)年・226事件・陸軍クーデター」って覚えておけば「受験勉強の為の道具」にはなるでしょう。

ただ、知ってるお爺さんに「今日は226事件の日ですね」って話をしたら、彼は思い出を語りました。


「当時、小学校5年生だった。
同級生に駐在所の子供がいて、大変な事件が起こった!!と興奮。その時は何の話か解らなかったが、後で解った・・・・。」


僕らが学校の歴史で習ってることは、歴史上の知識ではあるがリアリティーがない。しかし当時を生きた方はまだ健在で、リアルを感じた方々の発言や思い出話には重みを感じたのでした。

僕らの世代には「歴史の中」だが、その時を生きた方には「リアル」であって、まだ健在ってことはそんなに昔の話でもない。平和な時代に生を受けたことに感謝し、かつての誤ちは繰り返すまじと思ったのでした。