気がついたら、関東近郊で
湘南色が残っているのは
JR東日本高崎支社だけになっていました。
つい2~3年前まで静岡にも
国府津にも在籍してたので、そんなに有り難味を感じてはいませんでしたが、ここ数年の113・115系
湘南色の撤退ぶりは嘆かずにはいられない状況です。
国鉄末期~JR初期は、だいたいどこでも113系か115系の
湘南色の
普通列車が走っていて、「金太郎飴状態」とまで言われた
湘南色。
新潟や長野では
湘南色から衣替えをし、その地区のイメージカラーになっていきました。
一方、そのままの色で残った車輌たちは、21世紀になってから、見る見る新型車に置き換えになっていきました。
高崎問屋町駅で撮影をしていましたら、偶然にも115系
湘南色の並びを見ることが出来ました。思えば、この「近郊型電車の基本形」の
湘南色115系。いつまで走ってくれるのでしょうか?そしてこんな「基本中の基本」の並びも、いつか見れなくなって行くのでしょう。
どんな車輌にしても、せいぜい「なくなる!」って周りがパニックになる前に姿と乗車の思い出を残しておきます。