悲劇のモンスターロコ

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最近の静岡方面での撮影の際、よく貨物列車に出くわして、ついでと言っては何ですが撮影を楽しんでおります。更に興津駅以西になると10分に1本になるので、撮影チャンスの多さに喜び、しきりにシャッターを切っています。
 
貨物列車といえば、今迄あまりご縁のなかった機関車、そして1000t越えの長大貨物列車。さすが天下の東海道本線だと関心しています。
 
画像のEF200、1600t貨物の為に生まれた、まさに「モンスターロコ」なのですが、変電所の問題や景気の後退で1600t貨物列車は夢と消え、本来の性能を生かしきれず、製造は21両で終了と、「悲劇のモンスターロコ」と言える存在です。
 
 
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1600t貨物列車の構想は夢と潰えましたが、現在は1300t貨物をメインに運用されているようです。1300t貨物、10tトラック130台分(←単純すぎる計算)。
 
今、日本にトラックが何台居るかは把握していませんが、満載と仮定したらその台数分を、この機関車1両で運んでいる。モンスターロコのモンスター振りが垣間見れるのです。
 
この姿を見ていると、この画像の編成を模型で再現したくなって来ました。EF200が8000円、コンテナ1両満載が2000円と仮定して・・・・。コンテナが1,2,3,4・・・・。
 
再現した場合の価格も、モンスターなプライスになりそうなので辞めておきます(笑)。