急行信州2号~小諸駅盛衰記

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信越線と小海線のジャンクション、小諸。
 
かつては、東京から佐久平の街を目指すには、小諸を通らなくていけない。都市規模は佐久市小諸市なのだが、小諸で乗り換えないと佐久市には行けない。勿論その先の南佐久郡の町や村も小諸で乗り換えて行かなくては行けなかった。
 
大事な大事な駅。南北佐久郡の親方にあたる中込にも負けない立派な駅、
 
だった。
 
急行志賀以来久しぶりに訪問したら、悲しいかな、構内は草生して往年の活気は感じられなかった。人口の割に立派な駅前のビル群も、時間の経過と共に、徒に老朽化したように見えた。
 
往時より短い「リバイバル急行」、何処となく寂しそうに思えた。
 
 
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あの頃と同じ車輌が小諸駅には集うが、下り本線に列車を長時間留置したり、特急車輌もパンタグラフを下ろして昼寝の真っ最中。
 
15年の間に目に見えて衰えた駅、小諸。
 
これはもう、巻き返せない事実なのだろうか?