中央線夜行鈍行へのオマージュ

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かつて中央東線には115系を使用した夜行鈍行がありました。最末期は「新宿発甲府行」と「甲府発松本行」に列車番号だけが分割され、甲府駅では長時間停車のハコ扱いという、今思えば、かなりミステリアスな列車でした。


かく言う私も、165系の大垣夜行よりもお世話になった回数は多いのです。西へ行く時に大垣夜行の混雑を嫌ってこの列車、信濃路を訪問する時にこの列車。新宿を0時2分発なので、18切符は1日分でOK。重宝しました。


廃止になって久しい夜行ですが、高尾から大月以西の鈍行に乗った時に撮った写真を改めて見ると、その頃の泥臭くもバイタリティー溢れていた「あの頃」を思い出すのでした。


この高尾駅での2番線到着の姿、7分だか9分停車(確かどっちかだった)の間にスモーカーは最初の一服を求めてこのホームを歩くのが、この画像に入り込んだ乗客たちの姿と重なり、思いがけす「中央線夜行鈍行へのオマージュ」の1枚になりました。