お先、マッグロ

原油高でマグロ初の休漁 小売価格上昇は必至



嗚呼、来るところまで来たか!?

僕は魚屋(って言っても、スーパーの鮮魚担当って話ですが、それをオヤジは誇りにしてた)の子供にして、日本有数の漁業県出身の人間としては、痛すぎる話です。

夕御飯でお刺身=マグロ。安価で生の動物蛋白を摂取できるって言えばマグロ。前述の家庭環境から「マグロ」ってのは「いつでも食べられる」って印象でした。下手したら、ニジマス釣りの餌にマグロのトロ(恐らくキハダかメバチでしょうが)を使ってました。

親に「マグロ飽きた!」って文句言って、皮つきのカツオを出してもらう。結構いいモノを食べて育ってたんですね。これ、10歳になるかならないかの私のセリフです。この件に関しては、甘んじて批判を受けます・・・・。

そんなで、マグロは「大衆魚」って舌になってる僕には、これはビックリです。かつて、先輩方が「クジラ」を蛋白源にしてた時代がありました。ちょっと日本がリッチになり、「マグロ」に蛋白源を求め、それも、かつての「クジラ」のように、贅沢になるのでしょうか?

まあ、需要が上がれば価格も上がるってのは、経済の基本です。そして、かつての「クジラ」のように、「マグロ」も「贅沢品」になるのでしょうか?